突然のおうと呕吐もの物で慌てたり、吐いた後のケアが分からなかったり、原因不明で不安になったことはありませんか?胃もたれ・食中毒・乗り物酔い・ストレスなど、様々な要因で起こるおうと呕吐もの物は、誰でも経験する身近なトラブル。今回は、そんなおうと呕吐もの物の対処法から原因、防止まで、具体的に解説します。
突然おうと呕吐もの物が出たら、どうすればいい?
慌てて水を飲んだり、横になったりすると、余計に吐き気が強まったり、誤嚥(ごえん)する恐れがあるので注意が必要です。厚生労働省の調査によると、誤嚥は65歳以上の高齢者の肺炎原因の約7割を占めるため、特に高齢者のおうと時は迅速な対応が大切。まずは座って前かがみになり、吐き物を口や喉に残さないようにしましょう。吐き終わったら、少量の水で口をすすぎ、30分~1時間は何も食べたり飲んだりしないのが基本です。少量ずつ氷水や麦茶を飲んで、胃腸の様子を見ながら徐々に回復食(おかゆ・うどん・豆腐など)に移りましょう。
おうと呕吐もの物の原因は何?食生活から見直してみよう
おうとの原因は大きく「胃腸の異常」「全身の病気」「精神的要因」「外部刺激」の4つに分けられます。厚生労働省の「国民生活基礎調査」では、胃腸の不調(胃炎・食中毒・逆流性食道炎など)が約4割で最も多いおうと原因と報告されています。食生活では、過食・早食い・脂っこい食事・アルコールの過剰摂取などが胃腸に負担をかけ、おうとを引き起こす原因に。また、生ものや古い食品を食べた場合は食中毒の可能性が高いので、同じものを食べた家族や友人にも症状が出ていないか確認し、必要に応じて医療機関を受診しましょう。
おうと呕吐もの物を防ぐには?日常でできる簡単な習慣
日常の小さな習慣でおうとを防ぐことができます。まずは食生活の改善から:1食の量を腹8分目に抑え、ゆっくり噛んで食べる、脂っこい食事やアルコールは控えめにする、生ものは新鮮なものを選び加熱する。次に、外部刺激への対策:乗り物酔いが心配な場合は、酔い止め薬を事前に飲む、進行方向を向いて窓の外を見る、本やスマホは見ないようにする。精神的要因(ストレス・不安)が原因の場合は、適度な運動や趣味でストレスを発散する、睡眠時間を確保するなど、生活リズムを整えましょう。
今回解説した対処法や防止策を参考に、突然のおうとに慌てず対応し、日常から予防しましょう。もし、おうとが長引いたり、血が混じったり、激しい腹痛や頭痛が伴う場合は、すぐに医療機関を受診してください。